金継ぎ技法を学び、使う
金継ぎは、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法です。
漆はもともと補強材や接着剤として使われていて金継ぎは、その漆の特性を活かした技法です。破損部を漆で修復した痕跡は縄文土器にもみられ、室町時代には蒔絵など漆を使う工芸技術と、修理した器もありのまま受け入れる茶道 精神の普及により、金継ぎに芸術的な価値が見いだされるようになった。修理後の継ぎ目は「景色」とよばれ、破損前とは異なる趣を楽しむのが金継ぎの醍醐味です。愛用の器を繕いながら使い続けること、そしてその繕いの跡に新たな個性を見出すことで美しい日本の文化を感じることができる講座です。
※作業工程が多く、1回の欠席でも大幅な遅れが出てしまいますので、全回出席必須です。
- 講師名
- 糸数政次(浦添美術館館長)
- 開講日程
この講座は2023年11月19日から2023年12月24日まで開講しています。次回の開講日は2023年12月17日 11:20 AMです。
全6回
- 受講料
- 受講料:12,000円
材料費:3,000円(生漆、黒呂色漆、砥の粉、砥石粉、金粉)) - 持参物
- 割れた陶磁器(皿、鉢、碗、抹茶碗などで浅めの物)
※なければ100円均一で購入した物を持参。
▼オンライン決済での受講申込
オンライン決済は受付ていません。
▼劇場窓口・振込での受講申し込み